労働強度

労働強度とは一定の時間内に支出される労働量のことで、労働時間が労働の外延的大きさを表わし、労働強度はその内包的大きさを示します。労働強度の増大は、同一時間内により多くの労働量が支出されることになり、労働時間がその分だけ延長されたと同じことになります。労働時間が余り長くなると、労働強度が低下し、労働時間が短緒されても労勧強度が増大すれば支出労働量は変らないどころか、むしろ増大する場合もあります。労働時間の延長が時間短縮運動、法的制限で困難になると、労揃強度を高めることによってこれを埋め合わせます。
労働災害は機械、動力、重量物、塵埃、粉末、火気、ガスなどのために、労働者が業務上負傷し病気、又は死亡する事故をのことで、労働者の不注意や週失によりて生ずるよりも、労働者の過労や技能の末熟、特に使用者の安全衛生施設の節約による不備など、事業自体にその原因があります。したがって労働災害に対しては、労働基準法で使用者によるその補償が規走されており、労災保険法が制定されています。

労働問題とお金

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